バカリズムさんが脚本を書いているドラマ「素敵な選TAXI」。
ご存知ですか? 竹野内豊さん演じる主役のTAXI乗務員の名前は「枝分(えだ わかれ)」と言います。
ドラマの名前は「選TAXI」で主役の名前は「枝分」。
でも「せんたくし」は漢字で書くと普通「選択肢」と、にくづきの方を使いますよね。 ところが試験問題などでは「選択"枝"」という字を使っている場合が結構あるみたいです。 ということで調べてみました。 実はこの木へんの方の「選択枝」は日本テスト学会というところが提唱しているもののようです。 日本テスト学会 私はこんな学会があるなんて初めて知りました。 名前だけ見ると、大学のクイズ研究会的なイメージもしてしまいますが ちゃんとした学会みたいで、ここで作成されているテスト基準というものに 公の試験などでは少なからず影響を受けているようですね。 テスト基準の基本条項とその解説をこちらで読むことができますが 基本条項とその解説 基本情報の解説のPDFの3ページ目(ページ番号は18)の脚注に以下の記載がありました。 「選択肢」という用語が広く使われていると思われるが, 「肢」が当初当用漢字になかったことから枝が使われたが, 身体用語を避けたいということ, 英語で設問部分を「幹」(stem)といい, 選択肢が「枝」(branch)にあたることから, 本基準では「選択枝」という用語を採用することにした。
「選択"枝"」の方を使っている試験はこのテスト基準に従っているということですかね?
場合によっては人生の枝分かれを決めることになるかもしれない試験問題。 どちらの選択"し"を選んだとしても悔いのないように頑張ってください!
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